不動産屋あるある?
2012/11/20
僕は本日、比較的時間に余裕が有りましたので
あるお客さんへのご紹介のため、北区のとある住宅に
現在賃貸中の住宅の写真を撮りに行って来ました。
どこの住宅とは言えませんが、
年期が入ったわりには綺麗なお宅でした。
ただ、住宅の回りにビールの樽だとかダンボールだとか
散乱しており、なんだか危険な香りがします。
カシャカシャ!速やかに外観写真を撮影。
3枚写真を撮ったところで、人の気配が・・・・・・
ガチャ!!すごい勢いで、白髪の女性が出てきました。
デ、デター!!
そそくさと逃げようとする僕に「違うのよ、違うのよ、」
と猫なで声をかける女性。
何が違うのかは分かりませんが、車をお隣の家の前に停めていた僕は
逃げ切れないと観念して、女性とお話を始めました。
女性:「あなた、今私の家を撮っていたわよね?」
僕:「はい。。。」
女性:「どうして撮っていたの?」
僕:「販売に出ているというお話を聞いて、下見に来ました。」
女性:「えっ!!ウチが売りに出ているの?」
これはトラブルに巻き込まれる、もしくはトラブルを巻き起こしてしまう展開。
正直帰りたい。。。
僕:「借りているんですか?大家さんからお話聞いてません?」
女性:「大家さんとはちょっと・・・・・」
大家さんとうまくいってない?
僕:「・・・・・・そうですか。。それでは失礼しますっ!!」
そう言い捨てて、逃げようとする僕に
女性:「待って!!ここは売れないわよ!!」ヒィーー
僕:「どうしてですか?」
女性:「隣に頭がおかしい人が住んでいるからよ!!」
と言って、ビシッっと東側の住宅を指さす女性。
あぁぁぁぁああ、どんどん悪い展開になっていく。。。
僕、その家の前に車停めてますけど・・・・・
そこから、隣の人がどんなに意地悪で、変な人かを
延々と聞かされました。それも大声で。本人に聞こえてしまうでしょうが!!
ここらで女性が酒臭いことに気が付きました。
帰りたい、いや逃げ出したい。
逃げ出せず、10分ほどそのお話に相槌をうっていると、
文句を言われている本人がお宅から出てきました。ヒィ
ヒト悶着あるかと思いましたが、その男性は全然こちらに構わず
行ってしまいました。
うすうす分かっていましたが、残念ながら変わってのはこの女性の方です。。
一通り文句を言って、落ち着いたところで
僕:「・・・・・・そうですか。。それでは失礼しますっ!!」ともう一度
女性:「待って!!」イヤーー
「あなた、不動産に詳しいんでしょう?」
僕:「ま、まぁ。。」
女性:「ちょっとこっちに来て!」
ガサゴソ草をかき分けて、竹藪の前で不動産の相談を始めました。
竹藪の所有者が分からないんだけど、竹を勝手に切っても
良いかと聞かれ、ダメだと答えました。
何とか帰ろうとすると、「名刺を頂戴!!」と言われ
その事はお断りしたのですが、会社のロゴの入った車で帰って来ました。
ハァ、オデンワカカッテキマセンヨウニ。。。