~頂き物のボートで優雅な初出航~
2012/01/18
休みの水曜日、仕事のお客さんから以前使っていたゴムボートを頂けるという事で
お客さんのご自宅へ~
ボートはゴムとはいえ、しっかりした作りの立派な代物
今までほとんど魚が釣れなかったが、
これを使えば、メチャクチャ釣れてしまうに違いない!!
そんな妄想にとりつかれ、お客さんにお礼を言ったら
すぐに行きつけの玉野の海に車を走らせる
海につくと、珍しいぐらいの無風でベタ凪。。。。
何も用意してないが、これで出航しなきゃ男じゃない!!
いざとなりゃ泳げば何とかなる・・・・・・・・・・・・・・・ような気がする
一緒に頂いた赤い機械(空気入れ) ↓ を使ってみると・・・・
3分後・・・・あっさり完成ー 素晴らしい
手漕ぎのボートに乗った事が無いので
どのぐらいの距離行けるのか見当がつかないが、
5キロほど先の小さな島を目的地としてみた
出発地点の砂浜からその島は見えないけれど、
携帯持ってれば地図も見れるし、何とかなるでしょう
はい出航!!
天気は良いし、景色は良いし、スイスイ進んでいるような気がする。
途中少しだけ釣りをしてみたが、全く反応が無い
今までは遠くから見ることしかできなかった物に近寄れる
例えば何を育ててるか分からないイケス
何が入っているのか、釣ってみたい衝動に駆られるが何とか思いとどまった。オトナ
30分ほど漕ぐと目標の島が見えてきた
島の周りに遊漁船が何隻も見える。
という事は釣れる場所という事じゃないの??モラッタヨコレ
1隻に近寄ってみると、船長のおじさんはこんなところにゴムボートで来たのかと
驚きながらもメバル釣りをしていると教えてくれた
タナ(深さ)は50mほどだそうだ。
親切に教えてもらっておいてナンだが、今回の狙いはそんな小物ではない!!
さっさと島に上陸するのだ
島に近づいてみると、大きな岩がのっかってるなかなかユニークな島だった
いざ上陸
簡単に書いたが、実際はこの時点で船酔いがひどく
上陸の際に2回海に落ちた。。。。
本当は救助でも呼びたい状況である
波をかぶって、船の中も水浸し。
餌のゴカイがボート内を泳いでいた
服はビシャビシャでブルブル震えてるし、船酔いで吐きそうだが
ちょっぴり岩をボルダリング
岩の上に登ると、綺麗な瀬戸内の島々
イヤ、本当はもうそどころじゃない状況だった
船酔いしてるけど、のんびりしていたら暗くなってしまう
そうなると、さすがに生きて帰れる自信が無い
重いからってライトを置いてきたのはどこのバカだ
後悔しながらも、すでにプールだかボートだかわからなくなったものに乗って
必死で車のある砂浜を目指す
途中何度か吐いたものの
2時間で何とか砂浜に戻った
爆釣かと思いきや、遭難しないのがやっとだった
大物への道は果てしない
長くなったが、今回の教訓
「 ライフジャケットを買おう!! 」
真面目な話、こんな事は絶対にしない方が良い